muscle_nabe’s blog

奈良と鍋を愛するマッスル鍋の公式ブログです。

お知らせとおわび

いつもいつもマッスル鍋の活動に関心をお寄せいただいてありがとうございます。

マッスル鍋は今季、年末スペシャルあるいはクリスマス鍋など、例年12月に行っていた鍋を開催しないことといたしました。

理由としては簡単です。

休みがない!

もう今の時点で仕事など納まるはずがないことが明確に見通せちゃってるので、予定も合うはずがなく、さびしい師走となりました。

加えて、年始の初鍋の有無についても現段階ではなんとも申し上げることができません。

楽しみにしてくださっている皆さま、本当に申し訳ありません。

年末年始は断じてがんばる時期ではないので、皆さまにおかれてはどうかプライベートな時間だけにしてゆっくりお過ごしください。そしてたくさん鍋をして体調を崩されないようになさってください。

マッスル鍋の第12シーズンがスタート

鍋をやろうというのに、この奈良で、この11月で、なんで25度にも迫る気温になったのでしょうか。まあせいぜい雨降らしとくし気持ちだけひんやりしといて、というええ加減な神様がその日の気象担当だったとしか思えません。

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12シーズンのキックオフは初めて「魚虎」さんのお世話になり、天然鯛のしゃぶしゃぶを用意してもらいました。噛みごたえはあれど固くはない絶妙な食感によだれがあふれ出し、噛めば噛むだけずっと旨みが流れてくる幸せについつい酒が進みました。

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野菜は東向の八百屋さんから宇陀産をメインに揃え、ついでに三輪のふしめんも投入。豆腐はきたまち豆腐さんの固めきぬこし、薬味は東吉野のゆず唐辛子、ぽん酢は向出醤油さんの宝扇と、安定の顔ぶれでした。パケットで「風の森」の生酒が買えることが分かったのも地味に大きな収穫でした。

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今回はお昼スタートだったので、おなじみ中華へいぞうさんで夜の部に突入。青島ビールとともに成都風麻婆豆腐にシビれ、お鍋に入れようか迷っていたあんこうとはここで中華風の味つけになった形でお出合いとなりました。どれ食べても美味くて、久々に満腹中枢が行方不明になる経験をしました。

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そして開幕戦恒例の奈良お泊まり会は旧ラウワン跡にオープンしたばかりのノボテル奈良へ。2年前まで目と鼻の先に拠点を持っていた我々は、新大宮で降りてから南都の新本店、ノボテルを経てJWマリオットや奈良蔦屋へと続く都会な景観に愕然。変わってへんのはかごの屋とやまひでくらいやん。ホテルの車寄せから広がるきらびやかな空間を前に、本気で場所を間違えたのではと全員が一瞬立ち止まったことは正直に記載しておきます。

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それからは、大浴場の混雑状況まで分かる姿見だとかおしゃれすぎてスイッチの場所が分からないドライヤーだとかお目目に星が映るドレッサーだとか、すべてのアイテムにツッコミが追いつかなくなり入室早々バテ気味に。部屋の大画面になぜか映し出された『晩餐歌』のMVをぼう然と眺めるうちに、コミッショナーはソファで腹を出して爆睡し、残る面々も酒すら買い込めぬまま寝落ちと相成りました。

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奈良でばっかり鍋をやって、そろそろマンネリ化してくるんじゃないかなと思っていたけれど、奈良も自分たちもゆるやかーに変わってきていて、いつも同じ回にはなっていないことを実感します。月3万の部屋を借りて夜通し飲んでいたわずか2年後には、2次会をお店にしていいホテルに泊まって日付変わる前に寝落ちですからねえ。ただしそれを進化と呼ぶのか老化と呼ぶのかは、11年前の私たちによって裁かれることでしょう。今シーズンもよろしくお願いします。それにしても暑かった。

プレイバックマッスル鍋 特別編 コミッショナーが選ぶ!10th Anniversary THE BEST

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マッスル鍋は11周年を迎えるまでもうあと2週間ちょいまで迫ってます。平城遷都からでいえばたった1314分の11ですが、そんな鍋にも歴史あり。

しばらく更新が滞っているシリーズ「プレイバックマッスル鍋」今回は10周年の終わりの特別編として、マッスル・コミッショナーが選んだ10周年ベスト5をお送りします!

第5位 いろんなうどんでうどんすき(2019年11月)

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鍋専用ルームを構えて2シーズン目の開幕は、なんと3日連続で鍋をやるほどの気合いの入りっぷりでした。その第二夜に据えた企画がコミッショナーが選ぶ第5位にランクイン。開幕直前に香川のうどん屋を回って買い集めた半生うどんを一気に投入してうどんすきをしました。

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そのメンツがこちら。うーん今ならもっとおいしい店のん揃えられる自信があります。それでも、いつもなら締めのうどんを主役にし、現地調達にこだわったやり方は今でも新鮮みを感じます。そろそろまた香川行きたいね。

第4位 鹿!しし!豆腐!十津川鍋!!(2018年2月)

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忘れられない鍋のひとつです。十津川の山の上にある一棟貸しの家を借りて、道中で集めた具材を使って鍋をやりました。究極の地産地消、鍋合宿の最初の回です。峠とうふ、ジビエールの肉、でっかいしめじ、五神……。紀伊山地のポテンシャルを感じられた回でした。

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温泉で別行動中の友人を待ち伏せて驚かせたこと、村の商店で巨大な熊野灘のヒラメが生きたまま売られていたこと、積雪した細い山道をノーマルタイヤで恐る恐る下りたこと。鍋以外にも強烈に覚えていることがたくさんありすぎます。行程中ずっと楽しかったなあ。

第3位 どんだけ入ってたん富山タラ白子鍋(2019年2月)

マッスル鍋を代表する衝撃回です。舞台は富山、散居村の一軒家。メンバーは無理やりスケジュールを合わせたので、最初から入り時間もばらばら。買い出しも二手に分かれたのですが、新湊から帰ってきたコミッショナーが持っていたのがこちら。

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もう笑うしかない。こんな量のタラ白子誰に需要あんのよ。まあ我々だったのですが、この直後、このまんま白子を鍋にボーン。アク取りに苦戦しつつ、大鍋に浮かぶ巨大な白子をひたすら引きちぎって酒を飲む、なんとも荒々しい画が繰り広げられたのでした。

第2位 怪我の功名!?ブリしゃぶ(2019年11月)

これも衝撃回。第7シーズンの開幕戦はもともと、魚屋さんに秋鮭を頼んで石狩鍋っぽいことを考えていました。

井上本店の味噌まで用意してばっちりだったのに、当日魚屋に行くと「鮭って今日やったっけ!?」おーい。今日っすよ。「それより鰤入れたし買うてってくれへん?めちゃめちゃ安くする!」そうして出てきたのが、こちらでした。

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どれくらい衝撃だったかというと、偶然居合わせた他のお客さんがびっくりしてこれを写真におさめてツイッターに投稿し、それにまあまあ反響があったほど。およそ10人がかりで、刺身で、しゃぶしゃぶで、何とか平らげました。「食っても食っても減らないブリしゃぶ」というのは間違いなく贅沢なのですが、美味しいと苦しいの無限ループをもたらし、歴代の開幕戦の中でも波乱を起こしたものになりました。

第1位 マッスル鍋の切り札・淡路ビーフ初登場回(2015年1月)

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コミッショナーが選ぶ1位はやっぱり淡路ビーフでした。肉牛飼いの家を継いでいるマッスル鍋淡路島支部長が初めてお鍋の日に牛肉を持ってきてくれたのが、彼の1回生の冬のこと。鍋が始まる前の夏の頃から、肉をよく食べるメイン層のお年寄りはどうしても脂身を好むため、赤身が余るのだと言って差し入れてくれたのです。

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しかし淡路ビーフなので赤身でも数枚食べたら苦しいほど脂が入っています。そのあとの、脂の溶け込んだ出汁の甘いこと。今年の春、初めて自分たちで淡路ビーフを買い求めて鍋に入れたとき、まったく同じ味がして妙な感動を覚えたものです。

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淡路島支部長の実家入り口の牛

これから始まる12年目のシーズンもここぞという回で淡路ビーフが入ることでしょう。これが無ければマッスル鍋にはいまいちわくわく感が生まれないまま、もしかすると10周年すらも迎えられていなかったかもしれません。冴えない奈良の大学生だった我々の味覚に大変な影響を与えた、マッスル鍋の切り札をこの冬も大切に味わいたいと思います。

新企画!マッスルキャンプだよ

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実はマッスル鍋は今季まだ閉幕していません。もはや年がら年中鍋をしているグループに「シーズン」など当てはまらないだろうという建前が、閉幕式のために予定合わせるのめんどくさいという本音とマッチングし、じゃあまだ続いていることにしてそのまま11周年を迎えようじゃないかとする方へオートマティカリーに進んでいる、そんな現状です。

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だからといって、何もしないわけにはいきません。と、そこへ、筆者が知らぬ間にマッスル・コミッショナーがたくさんのしっかりしたキャンプ用品を揃えていたことが判明。生駒山麓公園という激安なのにあまり人気のないサイトを確保し、ここに10年の歴史で初となるマッスルキャンプをすることになったのです。

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コミッショナーが本格的なテントを持っていたことにまず驚きつつ、集まったメンバーもカブで来たり軽トラで来たりと、初キャンプの割に謎のこなれ感がありました。しかしもともと異常なまでにテント設営が大好きな集団なので、楽しくペグを打ってセッティングはまずすんなりと終わりました。事務所で買った薪はしっかり乾いていてよく燃えてくれました。


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南生駒の業スーで買ったうっすいステーキを火あぶりにして、奈良醸造ビールで荒々しくスタート。

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気づけば真っ暗。おっさんに近づくほど、火をずっと見ていたくなるのだといろんな先輩が言うのを聞かされてきましたが、それから10年も経つと本当にその通りで、すべての薪が灰と化した後も、火が消えてしまいそうになるたびにそのへんの小枝を入れて、息を吹きかけることを繰り返してしまいました。

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朝は郡山K COFFEEさんのちゃっぽん珈琲でお目覚め。でも、キャンプで本格的にコーヒーを淹れたいなあとロースターの森さんに話したところ、今後キャンプセットの商品化に取り組んでもらえることになりました。ほんまかな?たのしみ。

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テントのバラシも早く、コミッショナーが天幕の空気を抜くマッスルプレスを披露して撤収。

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風呂よりまぐろの方が有名かもしれない音の花温泉でだらだら過ごし、

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久しぶりに平群町の道の駅であすかルビーソフトにかぶりつき、

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買い出しのときどうしても気になっていたカラオケ喫茶バードⅡを眺めて帰路につきました。いつか最新式レーザーディスクで歌いたい!

初キャンプ、なかなかの手ごたえでした。あと生駒山麓公園はもう少し有名になってもいいと思います。安いし、でっかい風呂ついてるし。

そしてまだまだシーズンは続きます。さらにいよいよマッスル・コミッショナーの30歳が見えてまいりました。次回は9月、昼鍋で予祝ですっ!!

最近集めた皆様石鹸「旅ふろカード」まとめ

奈良で作られている「皆様石鹸」と出合って3年ちょい。つい先日、これを家に忘れて風呂屋に行き、仕方なく備えつけのボディソープを久々に使わせてもらったのですが、タオルがまったく滑っていかず、ずっと文字通り「身を削っている」感覚に苦悶しました。このままそのボディソープを使い続けたら、わが皮膚は穴だらけになってしまうでしょう。1個300円もする石鹸の価値を改めて理解したところです。

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ご存知のようにこの石鹸、基本は限られた風呂屋でしか買うことができません。しかも箱の裏には風呂屋ごとに違うデザインのカードがはさまっていて、なんとなく揃えないといけないような雰囲気を出してきています。

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毎日使えばだいたい3週間でなくなるこの石鹸。次に使う分はどうせなら違う風呂屋で買いたい——。こうして石鹸をめぐる旅が始まってしまうのです。いつも買うたびにツイッターで報告するのですが、ペースが速かったので最近行ったところを一気にご紹介。

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まずはここです。変わったのれんの銀座湯さん。銀座と京橋の間の、階段上っていくところではなく、京都です。京大病院のすぐ近くで、道路と垂直に交わる路地に面して入り口があります。奈良の高畑にあった末広温泉を思い出します。

そんな大きくはないのですが子ども連れがいっぱいいて想像以上ににぎやか。そして全員から「銀座湯初めてではないオーラ」を感じました。このここちよさは他の客によるものでもあるのか。ハイパーローカルバイブス。オーバーツーリズム極まれりな京都市内では貴重かもしれません。

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銀座湯をあとにバスで北大路へ、鴨川湯さんへ向かいます。もう「ゆ」のネオンがあやしい。そう、ここも風呂屋継業集団ゆとなみ社の系列です。ゆとなみの風呂屋ってどこも渋さはそのまま、でも妙にあやしい感じを出させてるんですよねえ。それが鄙び由来の癒し成分と絶妙に混ざって全人類を湯船に引きずりこもうとしているの、頼れます、惚れます。ここでフロントさんに御所宝湯さんのロンTを着ているのがバレました。

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郡山大門湯さん向かいの本屋とほんさんでは、3月に買いそびれていた「栞」つきの皆様石鹸を購入。皆様社長が恒例の栞展を見て思いついたという特製カードは、石鹸を思わせるナチュラルな色合いと独特の肌ざわりで、ロゴのエンボスに小口染め、さらに角丸と、資材爆騰のいま業者が見たら血ぃ吐いて倒れそうなぜいたく仕様でした。パリのハイブランドでもここまでの発注はしないでしょう。しかもいい匂いする。うっとり。挟む本に迷い、結局まだ栞として使えていません。

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ところ変わって北千住、ニコニコ湯さんに初訪問。のっぺり玄関の向こうに昔々の姿が見えてます。中もザ・東京の古い銭湯って感じ。濃いい水色の壁の浴室と、ペンキ絵の一部を実写化したような、海遊館を思わせる大迫力の岩壁はなかなか忘れがたいです。

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そこからチャリで木場まで、まあまあがんばりました。金春湯の名を持つ風呂屋は都内にいくつかありますが、ここは地下水薪沸かし。

驚いたのは浴室新聞が配られていることでした。浴室新聞おたく歓喜!方眼紙に手書きして写真とか貼ってコピーかけるのがまんまいにしえの学級新聞のやり方で、小5・小6と編集長を務めた私はコクヨホ-18やんけぇぇぇぇとロビーで静かに涙を流しておりました。もし印刷用紙がB4の更半紙だったらもう絶頂でした(?)

ここでタオルを新品に交換。同じ皆様石鹸なのに、これまで以上にむくむくと泡が湧いてきます。しゃばしゃばソープとガビガビタオルで皮膚を削っていた私の過去がいよいよ意味不明です。なのに満足感のあまり今度は風呂屋に石鹸を忘れて帰ってしまい、大雨の中を木場まで取りに戻ったのでした。

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いいお湯でしたっ!

復活!マッスル鍋淡路島場所

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アニバーサリーイヤーの今季は、休みが合わなくとも割とがんばって月イチは鍋で集まるようにし、これまで行ったことがない場所にも精力的に出向いてきました。

が、あちこち回って5年ぶりに淡路島に戻ってきたとき、ここのポテンシャルとホスピタリティにかなうものは無いなと確信したのです。


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島はすっかり様変わりしていました。西海岸に奇抜なものが建ってすごく混んでいて、でも数年後には今の清里みたいになるんやろなと思いました。そんな中、淡路島支部長が案内してくれたラーメン屋と、彼の母校をリノベーションしたカフェは、新しいけれど趣味がよくて、ちゃんと地元民が集まっていました。
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今回お鍋の会場にはあえて東海岸の民家を選びました。着いたら出荷前の玉ねぎがお出迎え。これだけでもう、なんか来てよかったなと思えました。


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買い出しは数キロ離れた津名の街なかへ。淡路島支部長がお世話になっているという肉屋さんで牛肉を、その向かいに建つ何でも屋さんで島の豆腐などいろいろと購入。一瞬の買い物だったけど、どのお店も声かけてもらえて優しかったです。

近くに魚屋さんがあったので訪ねると、生け簀見ていくかと聞かれたので見物。活きのいいカワハギが目に入ったのですが牛鍋と決めていたので、刺盛りを急きょ作ってもらうことにしました。

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もうなんか食べるもの全部レベル高いです。肉はいつも淡路島支部長が持ってきてくれるのと同じく味が濃くて、これを今回は自分たちで買って入れることができたことに感動を覚えました。

刺盛りは海なし県民がカルチャーショックを受ける鮮度。特にハギ肝は奈良で食べるとどうしても臭みがあるんですが、それがまったく感じられなくてコミッショナーは興奮していました。

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次の日は朝の散歩がてら、雑炊のご飯と卵を求めて近くの食料品店へ。冷蔵庫には12個入りのパックしか無い…と思いきや2個だけ残ったパックを発見。これでちょうどいいんですと言ったらそのまま売ってもらえました。楽しんで行ってねとやさしいおばあさんに見送られます。本当にあったかい島です。


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2日目は特にすることなく、沼島をぶらぶらしたり、岩屋まで戻って紋六さんに寄ったり。5年で島の様子は変わっても、過ごし方は何も変わりませんでした。それでいいです。今度は淡路島支部長の母校に泊まって、変な思い出話でひっくり返って笑いたいと思います。

太田海苔の出荷量「きわめて少ない見通し」油の影響 兵庫・淡路

淡路島西海岸の沖合で先月油が確認され、特産の養殖のりの出荷ができなくなっている問題で、「太田海苔」を製造するマッスル鍋淡路島支部は、今年の出荷量について、例年に比べ、きわめて少なくなる見通しだと発表しました。

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先月11日、兵庫県淡路市の江井沖で油の浮遊が確認され、淡路市洲本市の合わせて6つの漁協を中心に、養殖のりの出荷を停止しています。

この影響で「太田海苔」を製造する淡路市のマッスル鍋淡路島支部は、油が確認されるよりも前に収穫した原料しか使えないことなどから、今年の出荷量について、きわめて少なくなる見通しだと発表しました。

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マッスル鍋淡路島支部長は「今年ののりはウルトラレアなので、入手できた人は非常にラッキー。せっかく味つきがいいのに残念だ」とコメントしました。太田海苔は非売品で、今月からマッスル鍋の各支部を通じて関係者に配布されます。

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なお今年は、日本ののりの生産量の過半数を占める有明海ののりも2年連続の不作となっていて、今後国産ののり製品価格のさらなる上昇が懸念されています。

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そしていま入った情報です。マッスル鍋は来月13日に淡路島場所を開催すると発表しました。淡路島場所の開催はおよそ5年ぶりで、マッスル・コミッショナーは「牛肉中心だと思うが、海鮮もやりたい」と話しているということです。

では、為替と株の値動きです。