お鍋が好きで銭湯が好き。
そんなことをずっと言い続けてきたからか、ありがたいことに「関西の激渋銭湯」管理人の松本康治さんから、五條の銭湯「栄湯」でジビエ鍋しませんかとお誘いをいただき、2月に出かけてきました。
そもそもマッスル鍋が銭湯にハマったきっかけは、「関西の激渋銭湯」で奈良市にあった「勇湯」さんを知り、入りに行ったことでした。松本さんの活動を知ってから6年後に叶ったコラボです。
今回の五條行きは、松本さんが手がける「旅先銭湯」シリーズの4巻のロケが主な目的でした。
銭湯をメインにした旅を紹介しているこのシリーズは、普通のガイド本にはないローカル感と同人誌のような身近さがあって、読み物としても充実した内容に仕上がっています。登場する旅人は私たちとも年齢が近く、平成生まれの世代にも銭湯の趣味が広がっていることが伝わってきます。
せっかくなので、ジビエ鍋をする前日から五條入りし、ゲストハウスを借りて前夜鍋をすることにしました。
これまで「豚珍館」や「本陣」でお昼をとることはあっても、街自体をゆっくり歩くのは初めて。なかなか渋くて、つい歩きすぎました。
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「旅先銭湯」では「栄湯」さんの魅力が存分に解説され、詳細な街歩きガイドが載っているので、ここでは季節外れの「鍋スポット」をご紹介しましょう。
お肉は大川橋手前の「池田精肉店」へ。揚げ物も人気です。前夜鍋では豚バラを購入、これがうまかった。
お野菜は「栄湯」さんの近くに「中矢青果店」があります。残念ながら訪問時はタイミングが遅く、閉まっていました。
「池田精肉店」にも近い「ナカコ醤油」ではポン酢が買えます。地酒「五神」はイオンを含め、市内の小売店なら大体どこでも入手できるはずです。
「旅先銭湯」で登場したジビエ肉は、街中では買えません。大川橋を渡った「吉野ストア」か、少し山の手の「島田精肉店」に取り扱いがあるようです。
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五條は「電車で来る→街歩きがてら具材調達→ゲストハウスで鍋を借りて自炊→銭湯に入浴→近くの店で二次会」といった流れで、車なしの鍋旅もやりやすい土地かと。この世が平穏を取り戻したら、ぜひまた訪れたいと思います。
最後に、この企画に呼んでくださった松本さん、何から何までお手伝いいただいた「栄湯」のご夫婦、ジビエ肉を3キロもくださった(!)五條市さんに感謝申し上げます。
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★関西の激渋銭湯:松本さんによる「栄湯」紹介ページはこちら。感染症が収まったらぜひ⇒ http://www.sairosha.com/meisento/nara-ken.htm#%E6%A0%84%E6%B9%AF
