第9シーズンの開幕からおよそ1ヶ月。奈良ではようやく鍋の季節らしい体感気温になってきたでしょうか。鍋の終わりの窓の結露も、シャワーをぶちまけたようなレベルに上がりつつありますね。
さて先日、鍋専用ルームをたたむと決めたほど開催ペースが落ちてきているマッスル鍋ですが、その要因はコロナだけではありません。
「休みが絶望的に合わない」
コミッショナーは社会人生活5年目に入り、もうまもなくふだんのメンバーからも学生が消滅します。会社員勢も最初は関西スタートだったのが徐々に散らばってきており、その休日も人それぞれ。夜に行われる鍋に参加するためには、宿の手配が必須になる状況も出てきました。
その一方、お昼なら集まれるとの声が意外とあって、それなら昼にやってみようと、11月に2度「昼鍋」を行いました。
1回目は鱈ちり!でした!牡蠣も白子もちゃんと洗ったら安いやつでも美味かった。
2回目は馬路村の「かつおゆず鍋スープ」を使って、魚智水産で切ってもらった鯛しゃぶを。こう見えてなかなか濃いめのお出汁でした。
昼から鍋をやってみて気づいたこととしたら、
①買い出しのハードルが低い
これは夜の早い奈良に限ったことかもしれませんが、夕方に閉店時間を気にしてバタバタせずとも、具材も酒も楽々手に入りました。午前中の買い出しならまず売り切れの心配もありません。
②晩飯のことを考えなくていい
昼すぎからウワーっと集まってそこそこ豪華な鍋をダラダラ食っていれば、いつの間にか夕方になり「晩飯ポテロングでもいいや」なんて思えてきます。ホスト側も残った出汁をそのまま麺に使ってズボラなゆうげ。節約生活にも貢献します。
③帰りが寒くない
2回とも日が落ちかけるころにお開きとなりました。なんかもったいない気もしますが、凍える夜に身を震わせて電車を待つよりも、温まった身体でまだ太陽の光があるうちに帰れるのは精神衛生上いいのかもしれません。翌日出勤でも余裕。
なんか年取ったなって思えてくる感想の数々です。ほんの5年前は25時スタートで朝までうどん食うとか当たり前だったのに。
まだまだ今シーズンは始まったばかり。昼の部もほうも試行錯誤してまいります。ひとりでも多く休みが合いますように…。