淡路島西海岸の沖合で先月油が確認され、特産の養殖のりの出荷ができなくなっている問題で、「太田海苔」を製造するマッスル鍋淡路島支部は、今年の出荷量について、例年に比べ、きわめて少なくなる見通しだと発表しました。
先月11日、兵庫県淡路市の江井沖で油の浮遊が確認され、淡路市と洲本市の合わせて6つの漁協を中心に、養殖のりの出荷を停止しています。
この影響で「太田海苔」を製造する淡路市のマッスル鍋淡路島支部は、油が確認されるよりも前に収穫した原料しか使えないことなどから、今年の出荷量について、きわめて少なくなる見通しだと発表しました。
マッスル鍋淡路島支部長は「今年ののりはウルトラレアなので、入手できた人は非常にラッキー。せっかく味つきがいいのに残念だ」とコメントしました。太田海苔は非売品で、今月からマッスル鍋の各支部を通じて関係者に配布されます。
なお今年は、日本ののりの生産量の過半数を占める有明海ののりも2年連続の不作となっていて、今後国産ののり製品価格のさらなる上昇が懸念されています。
そしていま入った情報です。マッスル鍋は来月13日に淡路島場所を開催すると発表しました。淡路島場所の開催はおよそ5年ぶりで、マッスル・コミッショナーは「牛肉中心だと思うが、海鮮もやりたい」と話しているということです。
では、為替と株の値動きです。