muscle_nabe’s blog

奈良と鍋を愛するマッスル鍋の公式ブログです。

太田海苔の出荷量「きわめて少ない見通し」油の影響 兵庫・淡路

淡路島西海岸の沖合で先月油が確認され、特産の養殖のりの出荷ができなくなっている問題で、「太田海苔」を製造するマッスル鍋淡路島支部は、今年の出荷量について、例年に比べ、きわめて少なくなる見通しだと発表しました。 先月11日、兵庫県淡路市の江井沖…

マッスル鍋吉野場所

三奇楼、という宿屋を改装したゲストハウスがすごくいいらしいことを何かで聞いたのがもう7、8年くらい前だったと思います。ずっと、行きたい気持ちが心の底にありながら、表面に上がってくるまで時間がかかりました。 初めての東京場所を終えて、次どこでや…

マッスル鍋が初の東京開催を決定!

東京。 それは、京都に次ぐ奈良の敵であるとともに、我が国自体の内なる敵でもあるといえます。地方からあらゆるリソースを強奪して肥大化した街は、もはや高い生活コストに見合うほどの利便性もなく、賢いようで邪魔くさい妙な機能を備えたオブジェクトが、…

2023年 個人的に行ってよかった銭湯まとめ

大みそか、いかがお過ごしですか。タイガースのハイライトばかり見るのも良いんですが、今年なに湯に行って、来年はどこ湯に浸かりたいか、考えながら過ごす年の瀬も幸せです。6軒振り返り。 1.大井温泉(香川県三豊市) マッスル鍋の今年最初のお鍋は香川でや…

復活!クリスマススペシャル!

雲ひとつない聖夜にただひとり、誰も通らない真っ暗な道を、開けさしのポン酢を抱えて歩きながら思いました。 いくらなんでも奈良、寒すぎひんか? 直前まで過ごした東京は上着無しでもまだ何とかなっていました。その感覚の落差が無かったとしても奈良が異…

マッスル鍋の10周年記念シーズンがスタート

こないだ、昔の画像を整理していたらこんなものを見つけました。写っているのはマッスル鍋発祥の地である高天のアパートの一室。コンロに置かれた土鍋は10年前、このアパートに移り住んだマッスル・コミッショナーが実家から持ってきたものです。 初期マッス…

日本一の翌日に

眠れないまま夜が明けて、泣き腫らした瞳のまんま出社して、いつものように1週間が始まりました。 けれども電話の相手がみんな「おめでとう」と祝ってくれる。新年でもないのに……。人生で全く体験したことのない感覚で、SFの世界にいるような、そんな1日でし…

鍋本を読む:料理研究家編

マッスル鍋的な鍋レシピ本ガイドです。イントロダクションはここ。 初回は料理研究家の書いた本です。マッスル鍋は鍋というもののええ加減さを一番に尊重しているため、計算高くこだわり満載であろう先生方のレシピにはとてもついていけそうにありません。し…

鍋本を読む

マッスル鍋は始まった当初から、あんまりレシピを読んで鍋をつくることをしてきませんでした。むしろ、鍋なんかにレシピは不要だとすら、今でも思っています。 けれども数年前、マッスル・コミッショナーがたまたま買ってきた雑誌に載っていた「牛肉と大根の…

公共施設に入ってる謎喫茶を愛でたい

公共施設に入っている謎喫茶が大好きです。 営業時間も、看板に書かれているコーヒーの銘柄も、運営母体も、それに雇われる妙に面倒見のいいおばちゃんの生い立ちも、ソフトクリームの安さの理由も、みんな謎。『耳をすませば』に一瞬出てくる図書館の売店の…

マッスル鍋の第10シーズンが閉幕

マッスル鍋は4月30日に閉幕スペシャルを行い、第10シーズンを締めくくりました。 今回も昼鍋スタイルで、おなじみ手貝町鳥良さんの地鶏とか、きたまち豆腐さんのかための絹や薄揚げとかを宝扇ポン酢しょうゆでいただく、きたまち鍋でフィニッシュとなりまし…

マッスル鍋香川場所×うどんモンスター2023

香川に行きたい。 高松空港から帰ってきて10日も経っていないのは分かっています。 しかし今週の私は、その禁断症状に怯えながら過ごしています。これは酒でもカフェインでもなく、うどんでしか消えない震え。 思わず仕事中に「讃岐うどん」と書かれた店に入…

ギョッチー・ショック

嘘やて言うてくれぎょっちー!!!!!!!!!!!!!!!!! ツイッターのほうでは、ぎょっちーこと魚智水産さんの閉店告知をリツイートしたっきり、ずっと黙っていました。 まあ嘘かもしれんし。閉店からのパワーアップしてオープン!みたいな、壮大な…

うどんモンスター

新年おめでとうございます。本年もマッスル鍋をよろしくお願いします! 年越しはうどんだった人もいるでしょうか。マッスル鍋では、たまーに香川へのうどん屋巡りツアーみたいなことをしています。鍋のシーズンオフといえばこの「うどんモンスター」企画なの…

2022年 個人的に行ってよかった銭湯まとめ

推しは推せるときに推せ、という言葉が、年々その重みを増してきているように感じられます。暮れゆく今年も、さまざまなジャンルで大きな絶望を味わった方々がたくさんいたと聞きます。 レトロなお風呂屋さんが推しの対象という、きわめて特異で健康的な趣味…

マッスル鍋納会スペシャル

やっぱり奈良寒いですね。29日は久しぶりに、奈良女の北のトランキーロさんをお借りしての納会スペシャルでした。 鍋は2台体制。鳥良さんの鴨に、魚智さんのぶり、きたまち豆腐さんのきぬ、そしてマッスル鍋公認(?)の鍋専用酒、春鹿さんの旨口四段仕込が据え…

マッスル鍋の第10シーズンがスタート

約9時間、ずっとすき焼きしてました。 これだけの長さは、始まって以来の記録かもしれません。思えば前シーズンの閉幕から8カ月の間、あるいはそれ以上、会っていなかった人もいました。いろいろな隔たりによって失われたものをすべて取り戻そうとせんばかり…

マッスル鍋の定番たち

みるみるうちに日が短くなって、朝晩はひんやり感じることも増えてきました。鍋軍団にとっては待ちに待ったシーズンの到来です!今季も11月19日に開幕です。 さて。160回も鍋をしていると、おのずと「定番」の具材やら調味料やらが出てきます。迫りくる鍋シ…

栄湯とマッスル鍋の2年ちょい

前代未聞、風呂屋で鍋をした伝説の日に先駆けること1日、2020年の2月22日夜に、鍋軍団ははじめて五條の銭湯「栄湯」に浸かりに行きました。 明日の鍋よろしく、の挨拶的にみんなで行ったんですが、その時から大将は、もう風呂やめるし、最後の思い出づくりや…

今さらながら'21-'22シーズンの鍋を振り返る

タイトルの通りです。去年よりかは早い時期にまとめる気がおきたか。 9シーズン目となる昨季は10月30日にスタートしました。一発目から奈良奈良したすき焼きでした。何もかも味が濃かったなあ。この記事に詳しくあるのでここでは割愛します。 ちなみにこの日…

グランドフィナーレの先に

「大人になっても奈良でバカをやる」 マッスル・コミッショナーがそう宣言したのはマッスル鍋5周年を控えた2018年の秋でした。発祥の地だった高天のアパートを返し、奈良から離れること2年半、鍋専用ルームとともに奈良へ返り咲いたことを知らせるものでした…

ありがとう敷島温泉

奈良市の敷島温泉さんが、2月15日をもって営業を終えられました。 およそ1週間前に閉店の知らせを聞いて、まさかここがと驚きを隠せませんでした。駅から近く、サウナ付きで、比較的遅くまで開いているだけあって、いつ入ってもにぎやかな風呂だったからです…

昼鍋はじめました

第9シーズンの開幕からおよそ1ヶ月。奈良ではようやく鍋の季節らしい体感気温になってきたでしょうか。鍋の終わりの窓の結露も、シャワーをぶちまけたようなレベルに上がりつつありますね。 さて先日、鍋専用ルームをたたむと決めたほど開催ペースが落ちてき…

プレイバックマッスル鍋 2016.11.6 #63「マッスル鍋秋華場所」

もうあれから5年……いや、まだ5年しか経っていないのか、とも思います。 奈良盆地の空にブルーインパルスが舞った日、第51回奈良県立大学秋華祭は、大雨に見舞われつづけたそれまでの3年間とはうって変わり、秋晴れのもとに華々しく幕を開けました。 この日は…

マッスル鍋の第9シーズンがスタート

いつも開幕戦は、ひと足早い正月のような気分になります。今季もこの日を迎えることができました。 マッスル鍋は30日の、156回目(これまでカウント間違ってたけどこれが正しい)の鍋より9シーズン目に突入しました。 9シーズン目て。 土曜日の「世界さまぁ〜…

第9シーズンの開幕と今後のこと

マッスル鍋では、第9シーズン('21-'22)の開幕日を10月30日(土)と決め、ツイッターでお知らせしました。 学生時代になんとなく始まった鍋でしたが、9シーズン目に突入すると思うと楽しみで仕方がありません。 マッスル鍋は2人の貧乏学生が厳しい奈良の冬を乗…

ならの鍋材「峠とうふ店 とうふ&油揚げ」

峠とうふ店。 店名からして『頭文字D』しか思い浮かびませんが、あちらは峠を攻める豆腐屋さんなのに対して、ここは峠を攻めないとたどり着けない豆腐屋さんです。 五條からR168を十津川方面へ。 時刻は午後4時すぎ。車が急激に標高を上げ、耳がツンとなる中…

ならの鍋材「森井食品 国産第1号はるさめ」

新コーナー!! 9月に入って、気温が下がってきましたね。近づく鍋の季節にも向けて、マッスル鍋の本拠地・奈良県が誇る鍋の具材を積極的に取り入れながらウォーミングアップしてこうじゃないの、という趣旨です。 1回目はこれ。 桜井の森井食品さんから出て…

どっかに行って鍋がしたい

マッスル鍋では2017シーズンから「鍋合宿」などといって、毎年のように奈良市を飛び出して鍋をしてきました。 17シーズン当時は奈良にちゃんとした活動拠点を持たなかったので、せっかくやしどっかよそに行って鍋食おうや、と思いついたことから始まりました…

行くぜ、ボヤキの湯

いろいろな縁があって、福井県は越前大野までやってきました。名水の湧く城下町には、奇跡的に渋い風呂屋が3軒も現役です。 なかでも、お世話になったゲストハウス「荒島旅舎」さんがプッシュしてくれたのが、お城の山のそばにある亀山湯さんでした。 出迎え…