マッスル鍋は4月30日に閉幕スペシャルを行い、第10シーズンを締めくくりました。
今回も昼鍋スタイルで、おなじみ手貝町鳥良さんの地鶏とか、きたまち豆腐さんのかための絹や薄揚げとかを宝扇ポン酢しょうゆでいただく、きたまち鍋でフィニッシュとなりました。
清酒はいつもながらいっぱいいただいてしまいました。今回も風の森の露葉風、獺祭の三割九分(!)、広島の酔心、三重のおかげさまと多彩に揃いました。持ってきてくださった方に感謝です。
それにしても。
第10シーズンでやった鍋、リモートを含めてたったの5回。
毎日25時とかに始まっていたころがもはや懐かしいですね()
静かに始まった低予算の深夜番組が徐々に人気を集めて、ゴールデン帯でレギュラーとなったあとに大型特番として不定期化される、トリビアの泉のような運命をたどっているようです。
それでも振り返ってみると、1回の鍋に予算をなみなみと注げるようになったので、これはこれで次なる段階として受け入れられるかなとも思います。トリビアと違ってネタが尽きる心配もありません。あとみんなええもん食いたいし。
ちなみに閉幕スペシャルでは、あの食べログ百名店「さくらバーガー」さんの2階を会場にお借りしました。借りられちゃうんですねえ。近鉄奈良駅から1分の近さは発祥の地ジョイフル東洋を超えて鍋史上最高記録じゃないでしょうか。
キッチンスペースのデイユースは実は初めて。20時で完全撤収のため、片付けてから2次会に向かう流れも斬新でした。みんな満足だったので今後もお世話になると思いますが、1階が行列の絶えない人気店ゆえ、そこを白菜が飛び出したトートを提げて通り抜けるのは勇気がいりました。次は少ない出入りで支度したい。
そんなことで、今後に生かせる要素も収穫でき、感染症もひと段落した中、次に待ち受けるのは11月のマッスル鍋10周年です。
……10周年!?(しつこい)
何か特別なことをするべきか、何がやりたいか、まだよく思い浮かびません。でも、奈良に軸足を置き、あたたかくて楽しい時間を作りたいことに変わりはないです。これからオフシーズン、ちょいちょい催しもしながら考えたいと思います。